2023年06月15日
20世紀まで日本には目標があった。武士が人を切りまくって明治維新をやり遂げ、その後「富国強兵、殖産興業」欧米列強に伍する近代国家を五代友厚らを筆頭にして目指した。 日本は農業国家であるのに背伸びしすぎた。そして敗戦、19 […]
2023年05月11日
人間が「落ち目」になるのは、単に金がないとか健康状態が悪いというような理由からではない。これからどう生きればよいかわからなくなった時である。 「日本スゴイ」キャンペーンや「クールジャパン」幻想をテレビでみて他国との悪いと […]
2023年05月11日
兵法極意の伝授と云われる張良の教えは、まず関係性の発見、ジャクラ間の「子供の問い」を発することから始まる。映画を見ると木川洋子さんの言葉一つ一つに人生の豊かさを感じることが出来る。 映画は人生の豊かさの追求の方向へと一気 […]
2023年04月01日
住民が少数であっても、コミュニティをきちんと作って、相互支援する体制が準備されていれば、集落は維持される。 地方に発生するミクロな求人と、都市部のミクロな求職者をつなぐマッチングシステムを構築することが、地元の高校,地方 […]
2023年03月19日
人生を輝かすことが出来るのは即物的な欲望達成プロセスや結果ではなく、人間の想像力だけである。 仕事、恋愛、結婚・遊びについての想像力を研くには学校の教科書、大学受験勉強だけでは不足というよりは片手落ちである。 それらが本 […]
2023年02月27日
日本人一人当たりのGDPは世界三三位で韓国よりも低い。 これから日本経済はダウンサイジング対応策が必須である。 和とか絆とかワンマンチームと言葉をもて遊ぶだけでは全く対応できるものではない。 司馬遼太郎の「坂の上の雲」よ […]
2023年02月03日
大人が大人化していないのは青年期を経ていないからであるとも言われている。青年となるには「時間は不可逆的であることを自覚する必要がある。つまり、今のこの瞬間は過ぎ去って二度と戻らない。絶対に取戻しがつかないということを知る […]
2022年12月28日
社会主義経済が崩壊して資本主義になったのはシステムのせいではなく、人間理解の不足のせいである。 民主国家の崩壊の危機も昨今言われるが民主国家の思想がホップスやロックの様なイギリスの近代社会理論家たちが「人間は、他人の身に […]
2022年11月26日
春馬の立ち姿なり、写真は人の哀愁をそそるものがある。死と対置した人間の弱さ、母や春の夢実現の報告ができなかった悲しみ、最後の春馬の涙の中に春馬は今尚、生きている。死中有生である。 その顔なり立ち姿は決して個人的なものでは […]
2022年11月22日
知性とは物事を知っているとか学歴があるとかITを使いこなせるとかとは、すべて関係ないところで生じるものである。 それは「自分のバカさ加減」について、どれくらいリアルでフールな自己評価ができるかを基準にして、判定されるもの […]