活動レポート

TOMOATSU GODAI PROJECT

AIとの共存(その2)

原発のような放射性廃棄物(核のごみ)を出さず暴走リスクも少ないと言われている格融合発電を誰かきちんと明示してほしい。

エネルギー政策は国の役目であることから従来は国が担ってきたが、効率が悪く、政権によって方針も左右されやすい。

民間企業が頑張る時が来た。

企業価値10億ドルを超える「ユニコーン」の産出で21年に世界3位になったインド。インドの教育テック企業エメリタスは、英ケンブリッジ大学など世界の有力55校と組み、データサイエンスや人口知能(AI)などの講義をオンライン提供する。これからは基点となる大学が成長を待つことなくても「最高の教育をどこからでも安価に受けられればインドからも偉大な企業を興せる」ということだ。

格差の是正が国力強化にも繋がる。

権威に阿る一流大学や起業家が集うシリコンバレーではなく日本の世界のどこにいても貧困や脆弱なインフラなどで立ちすくみかねない社会の課題があるところに、その社会を自己のものとしてとらえようとする大人がいる限り、革新とビジネスの芽が生まれる。

(何が革新か?人世の「潤沢さ」を資本主義の消費主義とは相容れない形で再定義することである。一度、経済成長と潤沢さを結びつけるのをやめてみよう。使用価値(富 wealth)は価値(財産 riches)を実現するための手段に貶められてはならない。)

中央の大企業、一流大学に負けない中小企業と地方大学のマッチングしての革新とビジネスチャンスは今だ!

イノベーションは社会の優先順位を反映すべきだ。新たな革新の担い手は世界に散らばっている。

医師会、教育会、労働団体等、既存の団体は既得権益、古い組織への配慮を捨てない限り、今の難題を好機に変えることは出来るものではない。

以上の論述からすれば(大学)教育が不要であると言っているようではあるが、実はそうではない。

社会の優先順位は人間の視点から検証されるべきであり、それまでもAIに任せていては、人として生きている意味がない。人生も仮想空間も究極的には同じ脳細胞の一機能であると評価できるとしても、果たしてそうであろうか?一瞬である人生を確守する中にこそ人として生きる意味がある。その真理を感じるには、人間は文化の歴史を、そして自己の価値判断なり感情がいかに生じてくるかを学ぶ必要がある。

それこそ教育の目的とは何かという自問から始まる教育の目的である。その努力を通じてのみ、人間は辛うじてAIに勝てそうな、否、共存できそうな気がする。

令和4年2月14日  廣 田 稔

「五代友厚(仮題)」映画製作委員会

  • 製作者:廣田 稔  製作委員会プロデューサー:鈴木 トシ子
  • 映画製作委員会:五代友厚プロジェクト、鹿児島テレビ放送、奈良新聞社、クリエイターズユニオン、廣田稔法律事務所
  • 出資者:製作委員(個人、団体多数
  • 製作会社:クリエイターズユニオン
  • 後援:大阪商工会議所、鹿児島商工会議所、大阪天満宮、公益財団法人 大阪観光局(予定)