令和元年8月19日
廣田 稔
映画が商品であることを忘れて、人間のメタメッセージを語りかけた時に人に感動を与えることが出来る。
本当に伝えたい、もっと言えば、伝えるべきメッセージを映画でも小説でも語られる必要がある。それなくしては、単なるドタバタ劇であって、それらが量産されると子供達は映画も観なくなり、ましてや映画館へも行かなくなる。
子供達を、大人化していない大人が上からの目線で把握したと思い、商品をどう売ろうかという様に、観客集めを狙ってはならない。
映画制作にあたっては、全人格的態度をもって、人間のメタメッセージを語る必要がある。子供達は、心から人間としての真なる生き様を求めている。大人は、自らの経験則、知識に束縛されず、死ぬ迄自らの人間の真なる生きる道を探す為に努力すべきであり、それなくしては、まっとうに死と直面することは出来ない。
その努力のプロセス、そのものが人間の生きる目的、楽しみであり、それを子供らと考え、活かし、悩み、頑張り、悲しがり、そして皆で進んで行くべきものである。
五代友厚の映画が実働し出しました。11月中旬頃にはクランクアップ出来そうです。令和元年9月25日は五代さんの墓前へ出向いて集って、映画製作の報告をします。皆さんも御参集下さい。9月23日は、大阪取引所において「五代友厚甲子園」も開催します。
「五代友厚の人生を調べて今後の日本の進むべき道なり自分の進むべき道を考える」
というテーマで学生らが発表します。御参加の上一緒に考えてみてください。