祭りの後は、花火の美しさに思いを寄せた分何故か寂しくなる。五代友厚映画が令和元年10.9からクランクインするというのに・・・
五代友厚船にNHKのカメラが入り、それに合わせて3回も手打ちをした。テレビに自分たちが映ることに気が入り皆でお互い、手打ちをすることの意味を忘れてしまっているようであった。何時の頃から日本人はテレビに映ったりテレビに出ることを喜ぶようになったのだろうか? テレビに出るのも一瞬花火が開くのも一瞬なのに、さもそれが人生の大事な1ページの如く思い曲解をしているのではないかと思われる。
一瞬の美しさを感じることで人生の長さを感じられるであろうか?そして死に対置していけるであろうか?
人生を体感して生きる瞬間をゲットするには神の存在なくしては無理であろう。
祭りの本質は神というか無意識の世界を思い浮かべ謙虚な人間に立ち戻る機会を経験し、共生の世界を体得することにある。それを忘れては単なる騒ぎ事であって祭りが日本の伝統となり、文化となることは考えられない。
日本人よ本当の祭りをとり戻せ!
令和元年7月25日 廣田 稔